泉鏡花原作の戯曲「夜叉ヶ池」
原作でも充分面白いんだけど、三池崇史が監督した舞台がものすごく面白かった。なのに当時も今もどこにもファンサイトがない。なぜ!?
さみしいので、そのむかし自家発電していた夜叉ヶ池への愛をサルベージしました。
機会があったらぜひ!ぜひDVDを御覧下さい。
文章 (鯉七→→→白雪)

はたおりひめ 鯉七と白雪
はれさめ 鯉七と白雪
はなかざし 鯉七と蟹五郎
登場人物紹介

下図↓上から、
蟹と鯉と姫と若 若君(通称):白山剣ヶ峰千蛇ヶ池の若旦那
白雪姫の縁者で姫と同様に住処の池を遠く離れることができない。そのため二人は遠距離恋愛中。
筆まめで潔癖症。本編には名前しか出てこない(左図は捏造です)

白雪(俗名、雪):三国ヶ嶽夜叉ヶ池の主
セクハラに抗議して入水自殺し、以後、夜叉ヶ池の主として越前周辺の水脈を支配しているワガママお姫様。
縁者である若君と恋仲だが、数代前の夜叉ヶ池の主が人間と交わした誓いのために、誓いの鐘が鳴らされている限り池の周辺を離れることができない。万一池を遠く離れた場合は、近隣一帯に大雨・洪水・家屋浸水などの水害が起こる。
若君との関係はペンパル以上オフ会未満。

鯉七:白雪姫の眷属
鯉の妖怪。夜叉ヶ池の御殿に住まう白雪姫の従者。妖力が弱く頭が弱く姫に弱い。白雪姫に身分違いの恋をしているが、当の本人にはぜんぜん相手にされていない。
誓いの鐘を邪魔に思う姫に「あの鐘壊してくれたらなんでも言うこと聞いてあげる」などと唆されて「やります!」と即答しちゃうお馬鹿ちゃん。自分、鐘壊したら死ぬって分かってる?

蟹五郎:白雪姫の眷属
蟹の妖怪。白雪姫の従者だが夜叉ヶ池の御殿には住んでおらず、藪沢の関を守っている。最近の不満は家が狭いこと。鯉七の親友だが恋の応援は特にはしてない。
頭の弱い鯉七をフォローしつつ、鯉七のボケにツッコミを入れたり姫をいさめたり、時には自分もボケてみたりと八面六臂の大活躍。
ボディタッチやスキンシップが好き。

いまいち人物紹介になってない!あと人間サイドがすっぽり抜けています。※主人公とヒロインは人間です。
原作は泉鏡花の戯曲「夜叉ヶ池」で、岩波から文庫が出ています。舞台と原作とは大筋以外かなり違うけど、私はどっちも大好きです。ガラの悪い白雪姫もそれはそれで愛らしくてよろしいです。
「バカ!」「キモイのよ!」「アンタなんかぜんぜんだめ!」
↑白雪姫の鯉七罵倒セリフ集。
もっと…もっと罵って……!(鯉七を)